クルーズ船の食事事情は『ダイヤモンドプリンセス』乗船クルー体験談

クルーズ船で働いていたと話すと、よく聞かれるのが
「スタッフの食事ってどうしているの?」
という質問です。

毎日ゲストのような豪華な食事が出るのか、それともかなり質素なのか。
船の上で生活したことがないと、なかなか想像しにくい部分だと思います。

実際のところ、スタッフはクルー用の食堂(クルーメス)と、ゲストエリアのビュッフェホライゾンで食事をとることができました。

ただし、いつでも自由にホライゾンへ行けるわけではありません。
特に航海日は混雑しやすく、時間帯によっては入れないこともあり、その場合はクルーメスに行くしかありませんでした。

今回は、そんなクルーズ船スタッフの食事事情について、実際に乗船していた私の本音も交えながら紹介します。

目次

1. スタッフの食事は毎日用意されている

クルーズ船スタッフの生活でありがたいことのひとつが、朝・昼・晩の食事が毎日用意されていることです。

船の上では、当然ながら気軽にコンビニやスーパーへ行くことはできません。
そのため、毎日食事が確保されているのは本当に助かります。

長時間働く生活の中で、

「今日は何を食べよう」
「買い物に行かなきゃ」

と考えなくていいのは、思っている以上に大きなメリットでした。

ただ、食事が毎日用意されていることと、毎回満足できるかどうかは別の話です(笑)。

2. クルーメスとホライゾンの違い

食事をする場所は主に2つありました。
ひとつはスタッフ専用の食堂であるクルーメス、もうひとつはゲストエリアのビュッフェホライゾンです。

正直に言うと、私はできるだけホライゾンで食べたい派でした。

というのも、クルーメスの料理は、お米が硬かったり、野菜にあまり新鮮さを感じなかったりして、そこまで食欲がわかないことが多かったからです。

さらに、メニューのバリエーションもそこまで多くなく、
「これ、もしかしてゲストエリアの残りなのでは…?」
と思ってしまうこともありました。

少し言い過ぎかもしれませんが、これが当時のリアルな感想です。

一方で、ホライゾンに行けると、野菜や果物も含めていろいろなものを食べることができました。
味も普通においしく、炭水化物・たんぱく質・野菜をバランスよくとれる印象でした。

食後のデザートもあり、小皿にのった食べやすいサイズだったのもよかったです。

3. それでもクルーメスに行くしかない日がある

とはいえ、毎回ホライゾンに行けるわけではありません。

特に航海日はゲストの利用が多く、時間帯によっては混雑していて入れないことがありました。
そうなると、もうクルーメスに行くしかありません。

そのため実際は、
「今日はホライゾンに行けるかな」
とタイミングを見ながら動いていました。

乗船生活では、こういう小さなことも意外と大事です。
食事の満足度は、その日の気分にもかなり影響していました。

4. クルーメスにも良いところはある

ここまで読むと、クルーメスの悪いところばかりに見えるかもしれません。
でも、もちろん良いところもあります。

いちばん大きいのは、ゲストがいないので気を使わなくていいことです。

携帯を見ていてもいいですし、少し気を抜いて食事できるのは、仕事の合間にはかなりありがたかったです。

それに、午後3〜4時ごろのスナックタイムは意外と良かったです。
この時間になると、フライドポテトやピザ、ナゲットが出ることがあり硬い飯よりは良いです。

「ごはんは微妙でも、スナックは好き」
というのは、クルーメスあるあるかもしれません。

5.ハンバーガー・ピザ・アイス

実はハンバーガー、ポテト、ピザ等を無料で食べれるエリア(トライデントグリル)もあるんです。

ファストフードが食べたくなったときはこちらで休憩。かなり美味しいです。

6. 食事は毎日の満足度を左右する

クルーズ船スタッフにとって、食事はただお腹を満たすだけのものではありません。

長時間働く生活の中で、どこで何を食べるかは、思っている以上に日々の満足度に関わってきます。

ホライゾンでしっかり食べられた日は少し気分が上がるし、
クルーメスしか選べない日は少しテンションが下がる。
そんな日もありました。

それでも、海の上で毎日食事が用意されていること自体は本当にありがたいです。
文句を言いつつも、その環境に助けられていたのは間違いありません。

クルーズ船スタッフの食事事情は、決して毎日豪華というわけではありません。
ただ、食べる場所やタイミングによって満足度がかなり変わる、というのが実際のところです。

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