イギリスワーホリ(YMS)で仕事が見つからない…そこから豪華客船で働くことになった話

「イギリスでワーホリをしながら、現地のジムで働きたい」
そう思って渡英したものの、現実は想像以上に厳しいものでした。

仕事が見つからない。
英語が思うように通じない。
応募しても落ちる。
気づけば、「このまま帰国することになるかもしれない」と不安になる毎日でした。

この記事では、東京でパーソナルトレーナーをしていた私が、イギリスで仕事探しに苦戦しながらも、最終的に豪華客船のフィットネストレーナーとして働くことになった経緯をまとめています。

イギリスYMSやワーホリを考えている方、海外でジム勤務を目指している方、仕事探しに苦戦している方の参考になれば嬉しいです。

この記事でわかること
・イギリスワーホリで仕事探しが厳しかった理由
・海外でジム勤務を目指す難しさ
・そこから豪華客船の仕事に進んだ流れ
・ワーホリ中に進路変更したリアル


目次

なぜイギリスでワーホリをしようと思ったのか

私はもともと東京で、フリーランスのパーソナルトレーナーと店舗マネージャーとして働いていました。

当時は、独立して自分のジムをつくるのか、それとも働いていた会社を買い取るのか、自分の将来について悩んでいた時期でもあります。

そんな中で知ったのが、ワーキングホリデーという制度でした。
海外に住みながら働けるという選択肢を知り、「英語力がない自分でも、海外でどこまで通用するのか試してみたい」と思うようになりました。

イギリス行きを決めた理由は、主に次の3つです。

  • 英語を学びたい
  • 現地のジムで働きたい
  • 海外で視野を広げたい

正直、日本で独立してジムを開いた方が安定するだろうとは思っていました。
それでも、その安定を手放してでも挑戦したい気持ちの方が強かったです。

なお、イギリスへ行く前には、英語力を少しでも上げるためにフィリピン・セブで3か月の語学留学もしていました。


イギリスでの仕事探しが想像以上に厳しかった話

イギリスでは、南部のブライトンという街に滞在し、語学学校に通いながら仕事探しを始めました。

最初に考えた方法はシンプルで、履歴書を印刷してジムへ直接持っていくことでした。
ブライトン市内のジムを20か所ほど回ったと思います。

しかし、結果は全滅でした。

面接まで進めたのは2件だけ。
履歴書を受け取ってもらえても、「今は空きがない」と言われることがほとんどでした。
おそらく、英語力の部分も大きかったと思います。

そこで、ブライトンだけでは難しいと感じ、Indeedなどを使ってロンドンのジムにも応募しました。
ジム関連だけで40件ほど応募し、オンライン面接まで進んだのは3件です。

そのうち1件は、ロンドンでもかなり高級なフィットネスクラブでした。
書類選考を通過し、二次試験の実技と筆記試験まで進めたのですが、結果は不採用でした。

内容自体は、パーソナルトレーナーとしての経験がある自分にとって、そこまで難しいものではありませんでした。
ただ、それを英語で十分に伝えられない。
聞き取れないこともある。
筆記試験では、内容は理解できても英語の専門用語がわからない。

この経験で、「トレーナーとしての実力があっても、海外で働くには英語力が大きな壁になる」と痛感しました。

その後、ジムだけではなくカフェなどの仕事も探しましたが、バリスタ経験がなかったこともあり、こちらもなかなか決まりませんでした。

この時点で応募した数は、ジム50件、カフェやその他50件以上。
合計で100件以上にはなっていたと思います。

それでも結果はゼロ。
仕事探しを始めて1か月ほど経った頃には、「このままでは帰国も考えないといけないかもしれない」と本気で思うようになっていました。

そんなタイミングで、ようやくレストランのウェイターの仕事が決まりました。

そのときは、本当にやっと息ができたような気持ちでした。


レストランで働きながら感じていた違和感

レストランでは、同じワーホリで来ていた日本人スタッフに助けてもらいながら、なんとか働き始めることができました。

ウェイターの仕事は初めてで、お店もかなり忙しく、想像以上にハードでした。
それでも給料は悪くなく、生活を続けるためにはありがたい環境でした。

ただ、働きながらずっと心の中にあったのが、「本当にこれでいいのか」という違和感です。

自分は何のためにイギリスに来たのか。
レストランで働いて生活することが、本当にやりたかったことなのか。

もちろん、仕事があるだけでもありがたいです。
でも、最初に思い描いていたのは「海外のジムで働くこと」でした。

一度決めた目標を、現実が厳しいからという理由で簡単に手放してしまうことに、どうしても納得できませんでした。

だからこそ、遠回りになってもいいから、自分がやりたいと思ったことにもう一度向き合いたい。
そう思いながら、レストランで働きつつも次の道を探し続けていました。


豪華客船の求人との出会い

そんな中で見つけたのが、豪華客船の求人でした。

求人情報を見ているときに、「Cruise Ship, Personal Trainer」という文字が目に入ったんです。

募集を出していたのは、One Spa World
クルーズ船内でスパやフィットネス施設を運営している会社でした。

しかも、日本やアジア周辺のクルーズ船で、日本語と英語の両方を使えるトレーナーを募集している内容でした。
さらに、研修施設はロンドンにあるとのこと。

「これは絶対に逃せない」と思い、すぐに連絡しました。

すると、日本にもエージェントがあり、問い合わせからわずか2時間後にオンライン面接を受けてほしいという返事が来ました。

本来であれば書類選考から始まるはずなので、かなり驚きましたが、急いで準備して面接に臨みました。

不思議なことに、その面接では今までの就職活動の中で一番、自分に自信がありました。
根拠はないのに、「ここで新しい道に進む気がする」と感じていたのを覚えています。

もし先に別のジムで働けていたら、この求人には出会っていなかったかもしれません。
そう思うと、それまでうまくいかなかった経験も、全部この流れにつながっていたように感じました。

面接後には実技試験もあり、10分間のグループレッスンを指導している動画を提出。
その5日後、採用通知をいただきました。


ロンドン研修を経てダイヤモンド・プリンセスへ

採用が決まったあと、すぐに船へ乗るわけではありませんでした。
配属前に、ロンドンのアカデミーで1か月間の研修があったからです。

ここでも、語学面での差をはっきり感じました。
周りとの差は大きく、「自分はまだスタート地点にも立てていない」と思うことも多かったです。

本当に船でデビューできるのか。
不安はかなりありました。

それでも、もうやるしかありませんでした。

誰よりも早くアカデミーへ行って自主勉強をする。
寮に帰ってからも、一人でカメラの前に立ち、セミナー練習を何度も繰り返す。
まるで受験生のような生活でした。

もちろん大変でしたが、その時間は確実に自分を鍛えてくれました。

そして、配属先として決まったのがダイヤモンド・プリンセスです。

ここから、豪華客船での生活が始まりました。


まとめ|ワーホリで仕事が見つからなくても、道はひとつではない

イギリスでワーホリを始めた当初、私は現地のジムで働くことを目標にしていました。
ですが現実は厳しく、仕事探しは想像以上に苦戦しました。

それでも、レストラン勤務をしながら探し続けたことで、最終的には豪華客船のフィットネストレーナーという新しい道に出会うことができました。

もし今、ワーホリ中の仕事探しに苦戦していたり、
「思っていた海外生活と違う」と感じていたりしても、そこで終わりではないと思います。

最初に思い描いた形とは違っても、自分に合う道が見つかることはあります。

この記事はこんな人におすすめです。

イギリスYMSやワーホリを考えている人
海外でパーソナルトレーナーとして働きたい人
英語力に不安があるけど挑戦したい人
ワーホリ中の仕事探しに悩んでいる人

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次