クルーズ船スタッフの給料はいくら?実際の収入と生活費を解説

クルーズ船スタッフの給料は、実際のところ高いのでしょうか。

正直に言うと、収入は月によってかなり波があります。
ただ、それでも私は8ヶ月の契約でしっかり貯金をすることができました。

今回は、クルーズ船でフィットネストレーナーとして働いていた私の経験をもとに、収入と生活費のリアルについて紹介します。

なお、私はスパ会社に所属していたため、船の他の部門とは給料体系が少し異なります。マッサージセラピスト、フェイシャル、ネイリスト、鍼灸師、美容師の方にも参考になること。
その点を踏まえて読んでいただければと思います。

目次

クルーズ船スタッフの給料はどれくらい?

クルーズ船スパスタッフの給料は、USドルで支払われます。
最低ラインとしては800ドル前後で、日本円にすると約12万5,000円前後です。
(1ドル=157円で計算)

この金額だけを見ると、「思ったより安い」と感じる方も多いかもしれません。
実際、私も最初に聞いたときはそう思いました。

ただし、クルーズ船の給料は固定ではなく、ここから大きく変わります。
航路やゲスト層、自分の売上によっては、月3,000ドル以上になることもあります。

つまり、クルーズ船の仕事は「最低保証だけを見ると高くはないけれど、成果次第で大きく増える仕事」と言えると思います。

クルーズ船スタッフの給料の仕組み

固定給ではなくクルーズごとの計算

給料は一般的な月給制というより、クルーズごとに売上が計算される形でした。

多くのクルーズは7〜14日間です。
たとえば、10日間のクルーズで400ドル分の売上があった場合、そのクルーズ終了後にその分の収入が確定します。

仮に月に3本のクルーズがあり、それぞれ400ドルの収入だった場合は、

400ドル × 3本 = 1,200ドル

というイメージです。

同じ職種でも、
どの船に乗るか、どの航路を担当するか、どのくらい売上を作れるかによって、月収にはかなり差が出ます。

クルーズ船のチップは給料に含まれる?

クルーズ船では、サービス料金の中に18%のチップが含まれていることが多く、基本的にはそれも収入に反映されます。

さらに、ゲストから個別にチップをいただくこともあります。

私自身、パーソナルトレーニングを担当したゲストから、直接100ドルのチップをいただいたことがありました。
日本ではあまりない文化なので、最初はかなり驚きました。

クルーズ船フィットネストレーナーの収入目安

クルーズ船のフィットネストレーナーの収入は、私の体感では月1,000〜3,000ドル程度が平均的なレンジだと思います。

売上の中心になるのは、主に次の2つです。

  • パーソナルトレーニングやグループレッスンなどのサービス
  • サプリメントや商品などの物販販売

ただし、ここは本当に差が大きいです。
航路、ゲスト層、乗船する船の雰囲気によって、売上はかなり変わります。

稼いでいるトレーナーだと月4,000ドル以上、中には月1万ドル近く稼ぐトップクラスの人もいると聞いたことがあります。
もちろん誰でもそこまでいけるわけではありませんが、成果が出れば収入を伸ばしやすい仕事ではあります。

クルーズ船生活でかかる生活費

クルーズ船の仕事の大きなメリットは、生活費がほとんどかからないことです。

基本的に、次のようなものは船側が用意してくれます。

  • 食事
  • 住居
  • 光熱費

この3つがほぼかからないだけでも、かなり大きいです。

日本で一人暮らしをしていた頃と比べると、毎月10万円以上は節約できていた感覚があります。
家賃や食費の負担がないので、収入額そのもの以上に「お金が残りやすい」と感じました。

クルーズ船で実際に貯金できるのか

結論から言うと、しっかり貯金できました。

詳しい金額までは書けませんが、私は8ヶ月の契約で100万円以上貯めることができました。

もちろん、寄港地で遊んだり買い物をしたりすれば出費はあります。
それでも、地上で生活するより固定費が圧倒的に少ないので、全体としてはかなり貯金しやすい環境だと思います。

貯めたお金は、休暇中に使ってもいいですし、将来のために投資へ回すのもありです。

クルーズ船の給料のメリット・デメリット

メリット1:クルーズ船は貯金しやすい

クルーズ船生活は、とにかくお金を使う場面が限られます。

東京で一人暮らしをしていた頃は、稼いでも家賃や生活費でどんどんお金が出ていきました。
でも、船の上ではその感覚がかなり変わります。

必要最低限の消費でも、意外と満足して生活できる。
そんなふうに、「足るを知る」という感覚が自然と身についたのも印象的でした。

メリット2:給料以上に海外経験が得られる

クルーズ船で働いて得られるのは、収入だけではありません。

多国籍のクルーと一緒に働くことで、さまざまな価値観や文化に触れることができます。
日本にいるだけではなかなか得られない経験が多く、そうした出会いや学びは、お金以上の価値があると感じました。

デメリット:長時間労働は覚悟が必要

一方で、デメリットとして大きいのは長時間労働です。

毎日仕事があり、それが何ヶ月も続きます。
半年以上を船の上で過ごす生活は、人によってはかなりきついと思います。

ただ、週に2〜3回ほど半休があることも多いので、そこでうまくリフレッシュしながら乗り切っていました。

まとめ|クルーズ船の仕事は貯金しやすいのか

クルーズ船スタッフの給料は、決して「誰でも高収入」というわけではありません。
特にスパ部門やフィットネス部門は、売上によって収入が大きく変わります。

ただ、その一方で、

  • 生活費がほとんどかからない
  • 貯金しやすい
  • 海外経験や多国籍環境での学びが得られる

といった大きな魅力があります。

私自身、8ヶ月働いてみて、収入面だけでなく経験面でも得るものがとても大きかったと感じています。

クルーズ船スタッフの生活については、給料以外にも部屋事情や食事、働き方など、まだまだ書きたいことがあります。
興味がある方は、関連記事もぜひ読んでみてください。

より詳しく給料や仕組みも公開しています。

https://note.com/fitness_kohei

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